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公開日: 2024.04.26  | 更新日: 2024.04.26

専門実践教育訓練給付金を申請してみた:訓練前キャリアコンサルティング編(2024)

今回は、専門実践教育訓練給付金の申請時に必要になる「訓練前キャリアコンサルティング」の申し込み・実施方法について、備忘録として残そうと思います。

専門実践教育訓練給付金の概要については以下の記事を参照してください。

専門実践教育訓練給付金を申請してみた(2024)

今回は、2024年度の専門実践教育訓練給付金の申請に必要な手続きと流れについて、備忘録として残そうと思います。制度について細かい解説はしませんので、私が実際に行った手続きを一事例として参考にしていただければ幸いです。 ... 続きを読む

mhlw-professional-practice-education-and-training-2024

「訓練前キャリアコンサルティング」の概要は以下のとおりです。(厚生労働省 神奈川労働局のウェブサイトより引用)

特定一般教育訓練給付金および専門実践教育訓練給付金の手続きは、訓練対応キャリアコンサルタントによる訓練前キャリアコンサルティングで就業の目標、職業能力の開発・向上に関する事項を記載したジョブ・カードの交付を受けたあと、ハローワークなどで配付する『教育訓練給付金及び教育訓練支援給付金受給資格確認票』とジョブ・カードをハローワークへ提出します。 この手続きは、受講開始日の1か月前までに行う必要があります。(支給を受けるための支給申請は、別途手続きが必要です。) ※訓練対応キャリアコンサルタントとは、中長期的なキャリア形成を支援するためのキャリアコンサルタント向け研修を受けるなど一定の要件を満たしたキャリアコンサルタントのことです。 訓練対応キャリアコンサルタントの所在については、最寄りのハローワークへお尋ねいただくか、下記リンクをご確認ください。(キャリアコンサルティングは事前予約制です。)

この記事のターゲット

  • 専門実践教育訓練給付金をはじめて申請しようとしている方

  • 「訓練前キャリアコンサルティング」について知りたい方


1. 「ジョブ・カード」を作成し印刷する

専門実践訓練給付金の申請に必要な「訓練前キャリアコンサルティング」では、以下の記事で紹介している「ジョブ・カード」の作成が必須になりますので、事前に準備しておきしましょう。

専門実践教育訓練給付金を申請してみた:ジョブカード準備編(2024)

今回は、専門実践教育訓練給付金の申請時に必要になる「ジョブ・カード」の作り方について、専用ウェブサイトの使い方を含め備忘録として残そうと思います。 ... 続きを読む

mhlw-how-to-create-job-card-2024

2. 「訓練前キャリアコンサルティング」の予約申し込みを行う

訓練前キャリアコンサルティングは、予約なしで実施することはできないため、必ず事前に予約をして指定された時間に実施する必要があります。

実施方法は、2024年4月時点では、ハローワークに行って受ける対面形式か、Zoomなどのウェブ会議ツールを使ったオンライン面談形式の2つが選べるようです。

対面の場合は、ジョブカードを予め印刷して持参する必要がある場合がありますので、事前に確認しましょう。

かかる時間は少なくとも一人につき1時間30分ほど、ジョブカードの準備内容次第ではさらに時間がかかる場合もあるようですので、時間に余裕を持って受けられる日で予約しましょう。

訓練前キャリアコンサルティングの予約申し込み方法は厚生労働省が運営する「キャリア形成・リスキリング支援センター」のウェブサイトから申し込みができます。

キャリア形成・リスキリング支援センター:https://carigaku.mhlw.go.jp/

予約申し込みフォームまでの移動手順は以下のスクリーンショットを参考にしてください。

① 「キャリアコンサルティングに申し込む」をクリック

キャリア形成・リスキリング支援センター1

②「訓練前キャリアコンサルティングに申込む」をクリック

キャリア形成・リスキリング支援センター2

③「キャリアコンサルティングの予約に進む(申込フォーム)」をクリック

キャリア形成・リスキリング支援センター3

④各種確認事項を読んでチェックし、「対面での面談を希望する」または「オンライン面談を希望する」をクリック

キャリア形成・リスキリング支援センター4

3. 実際に「訓練前キャリアコンサルティング」を受ける

予約した時間で受付が完了するとメール等でお知らせされると思いますので、案内に従って準備をして当日を迎えます。

当日は、訓練担当キャリアコンサルティングの担当者から、ジョブカードに記入された内容をもとにヒアリングを受けることになります。

最終的に、ヒアリング内容をもとに担当者が教育訓練(講座など)を受ける資格がある可動化を文章化し、それを記入することでジョブカードが完成する、という段取りになっているようです。これは私の想像ですが、おそらく受講の意思を客観的に確認したエビデンスをとるプロセスなのだと思います。

キャリアコンサルティングを終了してジョブカードが完成したら、いよいよ専門実践教育訓練給付金の資格決定の申請に進みます。


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この記事を書いた人
うえんつ

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B2B領域のSaaS・アプリケーション開発などを組織で取り組むことが得意なプロダクトデザイナーで、このブログのオーナーです。
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