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公開日: 2025.01.17  | 更新日: 2025.01.17

ブログを毎週書き続ける時に意識していること

このブログも毎週更新し続けてもうすぐ4年になりますが、「どうして続けられているのか」とか「何がモチベーションになっているのか」とか時々聞かれるので、筆者なりに言語化してみようと思います。

ブログを書き始めたきっかけ

結論としては、転職活動のために自前のポートフォリオサイトを用意したかったからです。

前職からデジタルプロダクトやウェブのデザイナーとして今後も活動していきたかったので、転職時のアピールとしても、ポートフォリオの生成ツールやサイトを利用するのではなく、自分自身がプロダクトオーナーとしてサイトを運営することで得られる何かがあると信じていました。

画面構成とレイアウトを3日ほどで適当に組み、2週間ほどコーディングして勉強しながらデプロイしたページが、一番最初は当サイトのWorsをトップページとするポートフォリオサイトでした。

その後転職活動は順調に進み、このサイト自体の役目は1ヶ月ほどで終えてしまったのですが、せっかく取得したドメインがもったいなかったのと、運用がどうなっても人に迷惑がかかりにくいと言う理由で、技術的な好奇心も後押しして一度やってみたかったブログ運営に挑戦してみることにしました。

ブログを毎週書こうと思ったわけ

結論としては、ブログを書き続けることを目的にしたからです。

役に立つ情報を発信しようとか、自分の学びを多くの人に還元しようだとか、ブログを発信する上でいろんな目的を持っている方は多いと思います。

私も最初はそういう目的意識を考えたこともありましたが、情報発信が目的であれば、noteやhatenaなどのサービスを使って必要な時に発信すればよく、自分にとってそれが続けるためのモチベーションになるとは思えなかったです。

ブログを始めようと思ったのが自分の知的好奇心でブログを好きなように拡張していけることだったので、広告ツールやブログペットを導入してみたり、検索ツールを実装してみたり、そういうプロダクト開発の経験になるような実験をたくさんできる場所にしたかった気持ちがあります。

そのためには、ある程度記事量が必要で、かつそこに流入するユーザーがいなければフィードバックも発生しません。なので、自分が何を書きたいかはともかく、まず読んでもらえるようなコンテンツをSEO的に継続的に流入するような状態を作る必要があると思いました。

つまり、継続的にサイトを更新し続けることで、情報鮮度の高いサイトとしてSEOで有利になるための戦略として、毎週記事を書き続けられることを目的にしたのです。

ブログを毎週書くための工夫

ブログを毎週書き続けられるように次のような運用ルールを自分に課すことにしました。

  • 必ず毎週なんらかの発信をすること

  • 発信する内容は、誰の役に立たなくても良い

  • 誰かの不利益になるような内容は発信しない

端的に言えば、記事を毎週書きさえすればあとはなんでも良い、と言う感じです。

毎週書きやすくするための戦略として、初期はこのようなことを考えていました。

  • まだネット情報に情報が少なく、かつ自分が提供できる情報にする

  • 事実情報として誰にとっても明確で答えがはっきりしている情報を発信する

これに合致したのが、当時ヘルプページも英語しか存在せず日本語の情報が少なかったFigmaに関するTipsが一番続けやすかったのです。

一応自分なりの大義名分もあって、前職を退職する際に私が作成したFigmaのデザイン制作物を非デザイナーの方でも引き継いでもらいやすくするためにTipsや使い方として残したかったのと、私がデザインツールの使い方を教わったのがインターネットだったので、私もインターネットに還元したかった気持ちがあります。

結果的には、ブログを始めてから2024の中頃まではFigmaの使い方を紹介するものが多くなっており、結果的に界隈ではFigmaに詳しい人として知られるようになっていました。

また、毎週書く事については、毎週書かなければならないと言うことではないので、長期休暇などを利用して書き溜めたものを予定投稿で毎週書いているように見せかけている、と言う工夫もしています。

投稿できる記事がなくなったときは、これまで書いた記事をまとめる「まとめ記事」を20分くらいででっちあげる、ということもしていたりします。

今書いているこの記事も、実のところ書くことがなくなって焦って書いています。

こんな感じで、今年も引き続きなんらかの記事を毎週でっち上げ続けてみようと思います。


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この記事を書いた人
うえんつ

うえんつ

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B2B領域のSaaS・アプリケーション開発などを組織で取り組むことが得意なプロダクトデザイナーで、このブログのオーナーです。
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